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LibTIFF導入


libTIFFについて
libTIFFを使うことで、tiffファイルを簡単に操作できます。

OpenCVを使いたくないとか、
1チャンネル16bitのtiffデータを扱う場合に活用しましょう。

ダウンロード先
LibTIFF - TIFF Library and Utilities
からダウンロードします。

32bit版
32bit版は、最新バージョンでなければ解凍するだけで使用できます。

「Windows Binaries」の「GnuWin32 Project」に行き、
「Developer files」ファイルをダウンロードしてください。
解凍したフォルダの「lib」に入っているファイル「libtiff.lib」と、
「libtiff.dll.a」(libtiff.dllに変更する)を使用します。
ヘッダファイルは「include」フォルダに入っています。

最新版
Master Download Siteのdownload.osgeo.orgから、
最新版をダウンロードしてください。

解凍したファイルをコンパイルすることで使用できます。

Windows XP + Visual Studio 2008を使用している場合、
C:\Program Files\Microsoft Visual Studio 9.0\VC\bin\vcvars32.bat

Windows 7 + Visual Studio 2010を使用している場合、
C:\Program Files (x86)\Microsoft Visual Studio 10.0\VC\bin\vcvars32.bat

をコマンドプロンプトにドラッグアンドドロップしてください。

Makefile.vcファイルがあるディレクトリに移動し、

nmake /f Makefile.vc

を実行すると、ライブラリを作成できます。


その他に、
スタート→Microsoft Visual Studio 2010→Visual Studio コマンド プロンプト (2010)

を起動することでnmakeが使えます。

64bit版
上記の「最新版」と同じ方法で、コンパイラを64bitにすればOKです。

Windows 7 + Visual Studio 2010を使用している場合、
C:\Program Files (x86)\Microsoft Visual Studio 10.0\VC\bin\amd64\vcvars64.bat
にあります。

その他に、
スタート→Microsoft Visual Studio 2010→Visual Studio Tools
→Visual Studio x64 Win64 コマンド プロンプト (2010)

を起動することでnmakeが使えます。